ウェブのこと

CMSを使うといい理由(1/2)

CMSを使うといい理由(1/2)

しっかりと運用するつもりがあるWebサイトを作る場合、ほぼ間違いなく提案するのが「CMS」です。
「CMS」?...なんじゃそりゃ?...という感じと思いますが、日本語で言えば「コンテンツ管理システム」...これじゃカタカナになっただけですねw
それはいったいどういいのかということです。

まず、しっかり運用するということは、更新することが多いということです。更新することが多いということは、できればそれを迅速に、簡単にやりたいということになるでしょう。

迅速に更新できるということは、更新内容を、更新したいと思った方が自分で、その場で反映することができるということです。
これを、例えば外部の制作会社に依頼していた場合、そこにはどうしてもタイムラグが発生し、また、その依頼内容のまとめから制作、確認、実際の公開までのステップも多くなります。
逆にこれをご自身でやっていれば、このすべてのステップを全部一括で実施できる。それも一気にできるので早くできるということになります。

しかしこれに特別な技術が必要になったり、手間がかかるようではけっこう辛い。日々の更新を実施することそのものが困難になってしまうでしょう。
実際、普通に作成したWebサイトであれば当然ながらHTMLの知識が必要になりますし、そこに知識がない場合、それはもう暗号にしか見えないということになるでしょうし、かつ、もしなにか問題が発生してしまった時にも、どう対処していいか分からないということも起こってしまうことでしょう。

これを簡単にできるようにするのがCMSです。これをうまく設計すれば、多くのページでほとんどHTMLを触ることなく、ブログを書くような使用感でWebサイトのページを更新することができるようになります。
もし、少しだけでもHTMLやCSSの知識があれば、さらに自由にやりたい放題。これも、本当に簡単にいくつかの知識があればできちゃいます。
ね、どうせなら、自由に自分で更新できる方がいいでしょ? なので、CMSを使うといいということになります。

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主なコンテンツ内容
・序章:Web担当者の仕事
・第1章:設計 - 目的と役割を明確にする
・第2章:発注・見積り - Web制作会社を見極める
・第3章:制作 - 円滑なプロジェクト管理を行う
・第4章:ソーシャルメディア - Webサイトとの連動による相乗効果
・第5章:運用・効果測定 - Webサイトは公開してからが本番